1977年、NikeはLD-1000を発売。そして発売後すぐに回収した。大胆に広がったヒールに関する安全上の懸念がその理由だ。フィル・ナイトは、このリコールに対する反発を予想していたが、むしろ熱心なランナーや顧客から感謝される結果となった。その後、デザインの原点に立ち返ったNikeは、あらゆるランナーのニーズに応えるシューズを次々と製作。その中からは、史上最高レベルにアイコニックなランニングシューズも複数誕生した。お蔵入りとなったLD-1000は数十年間にわたって姿を消していたが、決して忘れ去られたわけではなかった。
そして今回ついに、広がった形状の大胆なヒールが待望の復活を果たす。懐かしさを感じるヴィンテージ グリーンの色合いをまとったエディションは、伝統のクラシックシューズのペースとカリスマ性が光る一足。本革、合成皮革、風通しの良いテキスタイルとアイコニックなワッフルソールを組み合わせることで、人気の正統派スタイルが完成している。